「笑顔で子育てできるまち」になるには
香芝市では結婚や戸建て購入を期に本市に転入する子育て世帯も多く、血縁や地域との繋がりがないなかでの出産となり、孤立しやすい状況があります。そうならないための行政の取組みや地域での支えと子育て世帯がどうやって繋がっていくかが重要となります。
1. 妊娠・出産期の支援を充実し、転入者の孤立を防ぐ
🔳既存の「子育て応援アプリ」「Instagram」での情報発信を強化
妊娠届を出したタイミングで「子育て応援アプリ」の活用を推奨し、転入世帯向けの情報をピックアップ表示
市の公式Instagramで「転入ママ向け」情報を定期的に発信し、コメント欄で交流を促進
🔳転入者向け「子育てウェルカムオリエンテーション」の実施
妊娠届提出時、もしくは母子健康手帳交付時に、地域の子育て支援情報を直接説明する場を提供
「つどいのひろば」を活用し、地域の先輩ママとの交流会をセットで開催
🔳「育児コーディネーター」の更なる活用
既存の「育児コーディネーター」がり、転入者の質問に個別対応する体制を整備
「こども家庭センター」の周知を強化し、子育ての悩みだけでなく、子育てに必要な生活全般の情報提供を行う
2. 地域でのつながりを作る仕組みを強化
🔳既存の「つどいのひろば」「ベビーマッサージ」イベントを活用し、転入者同士がつながる機会を増やす
「ベビーマッサージ」や「離乳食講座」終了後に、自由交流時間を設ける
🔳「地域子育てサポーター制度」の導入
「つどいのひろば」に、地域の子育て経験者が定期的に参加し、転入者をサポートする仕組み
市のInstagramや子育てアプリで、各地区の「子育てサポーター」を紹介
🔳「地域LINEグループ」の活用
自治会や子育て支援センターと連携し、地域ごとのLINEグループを開設
既存の「子育て応援アプリ」と連動させ、オンラインでの気軽な相談・交流の場を提供
3. 働く親も安心できる支援策の強化
🔳 病児保育・ファミリーサポートの情報を「子育て応援アプリ」に集約
病児保育の申し込み・空き状況をアプリ上で確認できるようにする
ファミリーサポートセンターの登録促進キャンペーンを実施し、利用者・支援者を増やす
🔳 父親の子育て参加を促進
市公式Instagramで「パパ向け育児情報」を定期的に発信
「つどいのひろば」や児童館で、休日開催の「パパ交流会」や「パパと遊ぼうイベント」を企画
🔳企業との連携を強化
市内企業と協力し、育休取得促進の啓発活動を実施
「企業内託児所の設置支援」や「シェア保育の仕組み」の検討
4. ITを活用した情報共有と相談体制の強化
🔳「子育て応援アプリ」を活用し、もっと使いやすくする
予防接種・健診スケジュールだけでなく、地域イベントの情報もリアルタイムで更新
転入者向けに「地域での子育て情報」の特集ページを設置
🔳「オンライン子育てサロン」の実施
市の支援センターがZoomを活用し、オンラインで子育て相談会を開催
転入者同士がつながる場として「転入ママのオンラインおしゃべり会」も実施
🔳 LINE相談窓口の開設
保健師・子育て支援員が担当するLINE相談窓口を開設し、ちょっとした相談に対応
5. 地域全体で子育てを応援する文化の醸成
🔳「子育て応援店」制度の導入
市内の飲食店や施設に「子育て応援ステッカー」を配布し、子連れ歓迎の場所を増やす
店舗情報を「子育て応援アプリ」や市のSNSで紹介
🔳「こども見守りサポーター」の拡充
自治会やボランティアの方と連携し、子どもの公園遊びや地域での見守り活動を推進
高齢者世代が子育て世帯と交流、サポートできるよう、ボランティア制度を整備
🔳 子どもの遊び場を充実
既存の公園の遊具、環境整備、雨の日でも遊べる「室内プレイエリア」の整備
「子育て応援アプリ」に、親子で遊べるスポット情報をマップ付きで掲載
まとめ
香芝市の既存の取り組みと、新たな施策を組み合わせることで、より効果的な子育て支援が可能になります。子育て世帯、転入者の孤立を防ぎ、地域ぐるみで子育てを支える環境をともに作っていきましょう。
1. 子育て応援アプリ・SNSを活用し、情報提供を強化
2.地域の子育てサポーター制度やLINEグループで、転入者のつながりを促進
3.「つどいのひろば」「ベビーマッサージ」など既存の取り組みを拡充し、交流機会を増やす
4. 病児保育・ファミリーサポートの利便性を向上させ、働く親も安心できる環境づくり
5.地域全体で子育てを支援する仕組み(子育て応援店・見守りサポーター)を導入し、文化を醸成
0コメント