R6.12 総務建設委員会
昨日は、総務建設委員会が開かれ、傍聴しました。注目されていた文書質問の案件については、議員のなかでの協議が必要とのことで、動議が出されて継続審査となりました。
#一般会計補正予算
内容の主なものとしては、都市空間情報デジタル基盤構築事業、関屋小学校中規模改修工事設計委託、避難場所標識等作成、生活保護扶助費増、障害者福祉居宅生活支援給付金増、戸籍情報端末備品購入など。
「関屋小学校の中規模改修工事」について、コンクリート強度に関する指摘がありました。執行部の説明では、コンクリート強度は耐震工事の際の指針となるもので、今回の補正予算は劣化部位の機能回復を目的とした中規模改修であるとのことでした。議論は平行線となり、この議案審議に2時間ほど要しましたが、最終的には全会一致で可決しました。
#奈良県広域水道企業団
奈良県広域水道企業団への水道事業の統合に伴う条例の一部改正が、3案件でておりました。3案件ともに、同じ理由(水道事業は憲法で保障された生存権を具現化している。水道法が定める目的を損なう危険性が極めて高い。広域化によるダムの利権や国交省、民営化推進勢力の利益構造への懸念が強く、住民の声が届きにくくなることも問題)で1名の反対があり、討論が行われましたが、賛成6、反対1で可決しています。
#文書質問の制限
議員発議の条例をなぜ提案されたのかとの質疑に、執行部の説明では、「重々理解しているが、職員の逼迫した状況があり、負担軽減のための提案である」との説明がありました。1回1問の理由としては、複数議員から同時に行われた場合に質問量が多くなるとの説明でした。採決の前に動議が出され、#継続審査 となりました。
#議決すべき事件を定める条例改正
現在、5年以上の計画について議決が必要とされているところを、総合計画と6つの計画に限定して定める提案です。提案の理由は、現在の対象計画の曖昧さがあることや、計画の策定や変更の手続きを明確にし、事務執行を円滑にすること、一般質問や予算委員会等での審議でも十分であるとの説明がありました。除外理由の線引きは、①法定計画であること、②5年未満、③協議会等に諮る計画でない、④法定協議会等の審査を経ている、ということで、選定されています。これについては、全会一致で否決されています。
ほかにも、庁舎の机、椅子等の事務用品の更新について、落札率55%で、当初予定より安くそろうこととなりました。2月末頃までには更新されるそうです。職場環境が整い、職員の皆様にとって機能的に心地よい職場環境となればいいなと思っています。
まなべあき🎗️
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